平成の頃、NHKの時代劇ドラマで「陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜」が放送されていた。主人公の山本耕史はさることながら、おこん役の中越典子の江戸っ子ぶりが心地よくて第1シリーズを見ていた。
併せて原作である佐伯泰英著の文庫本を買い求め読み出した。10巻ぐらいまでは読んだであろうか。
正直、内容がチープで辛くなり読むのを辞めた。そして全て古本屋で処分した。
そう、内容がチープなのである。
所謂TVドラマで見るぐらいの、その程度のストーリーであった。
さて、今回は映画化である。原作第1巻を映像化しているので、もし人気が出れば続編も映画化される予定なのだろう。
時代劇物はついつい評価が甘くなってしまう。そして松坂桃李はじめ脇を固める俳優陣も素晴らしい。(若手は台詞回しに難があるところもあったが) 。江戸の街そして九州は架空の豊後関前藩の景色も良い。
し・か・し・な・が・ら!原作に忠実故にストーリーがやはりチーーーーーーーーープ。そして演出もチープ。僕ちんガッカリやわ。
鑑賞メモ
評価 ★☆ 1.5/5 | 2019年 5月21日 | 横浜ブルク13にて鑑賞 | 今年16本目